非連続ブログ小説 旋風ノ翼

 

春。それは花芽吹く季節。

春。それはやわらかな空気。

春。それは旋風吹き抜ける翼。

 

桜舞い散る、そんな、あたたかな風景。

そして新しい風が、大通りを吹き抜けていった。

 

 

青い空、うっすらと雲がかかり、太陽の光が優しく照らす。

 

出会い、そして別れ、別々の道を歩む事への不安と期待。

 

新たな門出に胸を踊らせ、緊張しながらも、彼らは自身の出せる全力で挨拶をして、ドアを潜った。

ここからがスタートライン、前を向くんだ。

旋風を起こし、ここに、新たな可能性を

広げていくのだ。

 

 

沢山の出来事が、きっと、我々を成長させ、蕾から花を咲かせていくだろう。

時には喜び、時には悔しい、悲しい事もあるだろう。

だがしかし、思っていた事が実現出来た時、

きっと、頑張って良かったと思える日がくるはずだ。

 

共に働き、そして、更なる高みへと目指せるよう、これから協力するチームとして切磋琢磨していこう。

 

羽ばたけ、この楓という大空へ、新たなる風達よー。

 

 

旋風ノ翼ー。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【あとがき】

 

新しいメンバーが入る、即ち新たなる風が吹くというわけです。

もちろん、入るだけじゃない、逆に他のところへ旅立つ者もいるわけで

だからこそ、『春』という季節は好きであり、苦手でもあります。

 

様々な試練を乗り越え、ニューフェイス達が大きく翼を広げられるように少しずつ、歩んでいけたらと思います

 

来年の春、君達のその瞳に、自信という希望の光がささんことを__