バウルの空飛ぶ城

プシュープシュー

排気ガスと独特な機械音をならしながら

不格好で、大きな要塞にしか見えない城が荒野を移動していく。

 

魔法使いが住むその城には弟子のマルル、掃除婦のフィア、元魔女のおばあさん、そして城の主、バウル。

城を動かしているのは火の悪魔だ。

 

今日はそんな彼らの食事風景をのぞいてみましょう。

 

「さ、これからお昼にしよう。フィア、手伝って」

 

今日のお昼はなんでしょうか?

スマートにフライパンを扱う魔法使い。火の悪魔の力を借りて料理が出来るのは彼と掃除婦の2人だけのよう

 

 

「今日はピザだ。フィア、皿を」

「いい火だねぇ

 

 

てきぱきと2人の連携で焼きあがっていくピザ達。それをはじめて見たマルルは目を輝かせた。

 

「バウルさん!ピザってはじめて見ました!良い匂い美味しそうですね

「昔西の方へ行った時に僕も知ってね。トマトソース、パン、チーズ、様々な具材が美しく噛み合っていて美味しかったんだ」

 

すごいバウルさんと師匠を尊敬の眼差しで見るマルルに、フィアはふふふと笑った。

 

 

「良い焼き加減いい火だねぇ」

「おばあちゃんおいしい?」

「おいしいよ

 

「それもこれもこの火の悪魔カル様のおかげってもんだ!」

ドヤ顔の火の悪魔にバウルは苦笑するが周りは大笑い。

 

また近いうちにピザにしようと話が上がるくらい皆満足げ。

素敵なお昼の風景をこれからも

 

 

 

木漏れ日の昼を 別れの午後も

決しておわらない世界の約束ーー。

 

 

            ✱✱【制作エンドロール】✱✱

 

総監督:TH

イラスト、美術:NM

文、構成:L

音響、音楽:NK

編集:L

スーパーアドバイザー:ABMKMH

 

協力ーカエデ、B

 

 

                                                    おしまい_

 

                      (バウルの空飛ぶ城制作委員会)

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【おまけ】

 

普段はお弁当持参でお昼をすごすんですけどね、たまーにこうしてピザパしない?というようなかんじでプチ特別なお昼の日的な事をやっております( ˙​˙ )

沢山メニューがあるので、何がいいかをしっかりアンケして注文してます👍

 

仕事だけじゃ息がつまるでしょ?

息抜きも必要!たまの贅沢は心と体を救う

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